子宮筋腫・卵巣のう腫の話

私がいつもコラムを楽しみにしている産婦人科医の方の記事を読んで

 

へぇー!なるほどねぇ!!と思ったのですが、その内容は

 

『卵巣のう腫と診断されたら、中身は何かと聞け!』

 

というものでした!!!(かなり要約しています)

 

私は4年前、子宮筋腫と卵巣のう腫で手術したのですが、正式な病名は

 

子宮筋腫

両側卵巣子宮内膜症のう胞

 

でした。

 

この時、この質問を知っていれば!と悔やまれます(笑)

当時、担当医からは

「多分、水みたいなものだと思うんだけど。。。開けてみないと分からないなぁ」

と言われていました。

 

 

まず、子宮筋腫のこと。

 

子宮筋腫とは子宮璧を構成する平滑筋から発生する腫瘍のことですが、

多くが良性の腫瘍で悪性化することはほぼないと定義されています。

 

筋腫が大きくなる原因の一つとして、エストロゲン依存性が考えられています。

要はエストロゲンが沢山分泌されることで起き、成長をするということですね。

 

子宮内膜症もエストロゲンによって大きくなっていくので、子宮内膜症(子宮腺筋症)と同時に発症

することも多いようです。

閉経に向かってエストロゲンの分泌量が少なくなれば小さくなるので、閉経間近の場合は

自然に小さくなるのを待つこともあるようです。

 

私の場合、多発性筋腫で大きい筋腫が5~6個出来ておりMRIで見てみるとかなり内臓を圧迫していました。

子宮の外側に出来ていたので、出血なども全くなく気がつきませんでした。

出来れば閉経まで温存・・・ということも考えましたが、平均的な閉経年齢まであと10年近くあるため、

筋腫の部分のみを切除しても再発してしまう確率が高いということで摘出手術をすることにしたのです。

 

対して卵巣は・・・

子宮内膜症由来の卵巣のう腫、いわゆるチョコレートのう胞

中身が血液のやつですね。

 

子宮内膜、あるいはその類似組織が子宮以外の臓器の表面で発育する疾患。

 

これもエストロゲンによって増殖、進行し、骨盤内に発症することが多い病気です。

癒着が強く、月経を重ねるごとに進行し、閉経すると軽くなったり、消失することもあるというもの。

 

原因は

月経時に排泄される予定の月経血が逆流して子宮内膜組織片が他の場所で発育するという説と

腹膜中皮細胞が何らかの刺激によって子宮内膜組織に変わっで出来る説があるようです。

 

私の右卵巣はこのチョコレートのう胞で11センチにもなっていたので(通常は拇指大の大きさ)、

これは捻転したり破裂する危険性があり、切除することになったのでした。

左の方はのう腫がまだ5センチくらいだったので、のう胞の部分だけを切除してもらい、左卵巣自体は温存できました。

 

 

この二つの病気、両方とも

 

エストロゲン依存性の病気

 

なんですよね。

月経周期が正常で、出産の経験がない人ほど、月経回数が増えるわけなので、発症の危険性は高くなるんですって。

それから、

体脂肪の増加はエストロゲンレベルを上昇させるそうですから、メタボな食生活もエストロゲン過剰になる

原因になっちゃうのですね。

 

そのほかにも免疫や、遺伝、環境ホルモンの影響も考えられるとのことです。

特にエストロゲン類似成分は様々なところで知らぬ間に摂取する可能性は高いので、

食事の内容や普段使うものに関しても気をつけてみる必要がありそうです。

 

お化粧品に配合されているアンチエイジング用に高濃度に濃縮された女性ホルモン様の働きをする

成分とか、更年期用のサプリの多用とかね。

 

大豆イソフラボンのように植物性由来のエストロゲンに関しては、

過剰なエストロゲンの働きを調整する拮抗作用があると書かれているものもあるので、

ひとくくりにはできませんが、

出来るだけ合成のエストロゲンを避けたり、

一般的に良いとされている食品やサプリなどを単に取り入れるだけではなく、

 

ちゃんと自分の身体をやホルモンバランスの状態を知って本当に必要なもののみを補充する

 

ということをしてみる必要がありそうです。

 

ハンズオンヒーリングの施術では、内分泌系のバランスを調整するテクニックがあって、

 

更年期症状が出ている方や、

ストレスや疲労で生理周期が乱れた方に

 

施術することがあるんですが、エストロゲンのみに働きかけるのではありません。

その人が本来持っている卵巣のリズムと下垂体のリズムを合わせていくんですが、

 

要は、エストロゲンのみを増やすんではなく、プロゲステロンとのバランスを取っていくことが

大切なのですよね。

 

お薬などで、治療中の方の場合は内分泌バランスのテクニックを敢えて避けなければ

いけないこともありますが、その場合はお気軽にご相談くださいね。